9月25日のわくわく3KEN広場は、あ~すまいり~ずの皆さんに読み聞かせをしていただきました。今回も1・2年生はコミュニティルーム、5・6年生は音楽室を会場にして行いました。
<5・6年生>
はじめに読み聞かせていただいたのは、「カラーモンスター きもちはなにいろ?」( アナ・レナス 著 おおともたけし 翻訳)という絵本でした。
カラーモンスターは気持ちがごちゃごちゃしていて、自分でも何が何だかわかりません。うれしい、かなしい、おだやか、ふあん、いかり……。カラーモンスターと一緒に、 感情を色分けして整理してみるというお話。自分の感情を把握し、気持ちの整理や表現をする手助けくれる絵本でした。
2冊目は「森のじゃんけんぽん」(はらだゆうこ 作・絵)という絵本でした。
森のじゃんけん大会で、最後まで残ったオオカミのボスとキツネの大将。2人の燃えるじゃんけん対決にいきなり緊張感が高まります。勝負の行方に固唾を飲んだところで、オオカミのボスが30分の作戦タイムを要求し「オレはパーを出す」と宣言したことからじゃんけんの腹の探り合いに突入。裏をかくのか、裏の裏をかくのか…キツネの大将の理由がなかなかいいです。
<1・2年生>
1・2年生が読んでいただいた絵本は、1冊目が「パパのしごとはわるものです」(板橋 雅弘 作 吉田尚令 絵)。
パパの仕事を調べに行くと、なんとわるものレスラーだった。ずるいことばかりするパパ。最後にはやられてしまうパパ。観客は大喜び。そんな姿、見たくなかった!でも、パパは大切なことを教えてくれます……。
2冊目は「ふまんがあります」(ヨシタケシンスケ 作・絵)。
子どもならではの可愛い不満とパパのユーモアたっぷりの切り返しが何とも言えず楽しい絵本でした。子ども達もいちいち「ウソだあ!」などと反応しながら聞き入っていました。
<児童の感想から>
◆私は「カラーモンスター」がおもしろいなと思いました。理由は、自分で想像すればいろんな感情が出てきてたくさんのモンスターが作れるからです。例えばオレンジ色のモンスターは、恥ずかしい気持ちなどが出てきておもしろかったです。(5年生)
◆1番心に残っているのが、『森のじゃんけんぽん』の本です。なぜなら,オオカミとキツネのじゃんけん大会で2人は勝つのに必死だったけど、2人パーを出したとき、「パーを出すとあくしゅができる。」といったキツネの気持ちがやさしいなと思ったからです。(6年生)
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